◎浜田有弘の企画・デザイン-2 (株)ジックランド
「浜田有弘の企画・デザイン-2」頁は、大阪の企画・キャラクターデザイン&心理カウンセリング・メンタルコーチングの(株)ジックランドのサイトです。
★私が企画するうえで、ご依頼社に「金の卵」をご提案する事をいつも考えています。
企画書そのものが、「金の卵」を生むものでなければなりませんが、それでもあえて申し上げるのは、そのなかでもこれだけはやってほしいということがあるのです。つまり目玉ですね。
本でもよくいわれることは、一冊の本のなかで、肝の部分と言うか、著者がこれだけを言いたかったというのがあるのですね。それは、たったひと言、一行かもしれません。ただ、それでは本の体裁として成り立たないので、いろいろ書いてボリュームをつけるのです。
企画もしかり、私の言う「金の卵」もひと言で「こんなことしたらいいですよ」という場合が多い。これを社長さんにいってもその時は軽く聞き流されることが多い。ピンとくる方は今まで気付いてなくても、「私もそう思っていた」というのです。これじゃ私らは仕事になりません。企画書という物を作る必要があるのです。そこで、賢い社長さんは、私に一定額の顧問料を払うから、なんでもやってくれという。これもまた有り難い話しです。
さて、「金の卵」(これもideaですね)ですが、当然ビジネスの発展(利益)に直接的にも間接的にもつながるということです。不思議なことがいろいろ起こるのですね。そういう効果があるのです。
【私にも不思議なことが時々起こる…】
ある霊能者が、私のパワースポットは熊野本宮だといわれ、参拝した帰りの列車の窓を眺めていたら、黄金の雲龍が現れた、思わずカメラを向けた。この2ヶ月後に本の出版が決まった。運がつくといって、この写真を販売しようと姑息なことを考えたが、ダメですね。すぐに止めました。後に霊能者に見せたら、龍には間違いないが、直接私にどうのこうのではなく、熊野にお参りしたご褒美ぐらいに、その姿を見せてくれたのでしょうといわれた。
【私は「パワゴンでおじゃります」…】
弊社ジックランドは、パワーを売りもんにしています。デザインは人を惹き付けるエネルギーだ!といっているわけです。パワーは、情熱です。貴社の仕事に情熱を燃やしてやらせてもらいますよ、ということです。そこで、キャラクター戦略が得意だと売り物しているので、私、浜田のキャラクターをつくりました。似顔絵入りの名刺もよくみかけますが、さらに、何か、個性的なキャラクターにしたいですね。
【ホームページのイメージ画像の通りになった不思議…】
ご主人が太陽光発電業界のあるグループ団体の社長をしていたので、奥様を自社の社長にと進言した。個人のお家に太陽光発電の営業にいくと、多くのご家庭では、奥様が決定権(お金)を握っています。
そこで、奥様目線で太陽光を奨めるという発想で、右のようなホームページになった。
何年後にこの画像通りに、その奥さん社長さんにお子様ができた。すでにお子様が二人いらっしゃったのですが、10年目ぐらいではないでしょうか。おめでたい話しです。
その後、事業も発展した。本当のお話です。
これにはホントびっくりしましたね。
【ネーミングがピンと来て本を出版された、それを機会にワープした社長さん…】
これからは太陽光発電だ!という時期に相談にこられた。キャラクターの依頼だった。いろいろ話しが弾んで、私も調子にのって「金の卵」を言ってしまった。
「発電貯金」(預金)というネーミングです。その社長は、聞いたとたん「いいですね!」となり、その後、そのタイトルの本を出された。
専門学者の本はあったが、一施工業者の社長が書いたのは、初めてだったようで、それを機会にかなり有名になった。私はうかつに言ってしまったと思ったが、その後の大きな仕事にもつながったので、今では有り難いと思っている。
【この提案で業界No.1に…】
印刷もネット通販の時代になって久しい。これほどネットの影響を受けた業界もめずらしい。そのなかでも、ハガキを中心にした挨拶状関係にしぼった会社さんCIをさせていただいた。
キャラクターもつくり、もろもろのデザインは当然ですが、この会社をもっと大きくさせる何か無いか?「金の卵」を生まなくてはと考えた。
「年賀状にまつわるエピソード・エッセイなど」を全国規模で募集する。いくいくはそれを本にするという企画です。この会社は200%は伸びたでしょう。こういうことをする、つまり一種の社会貢献にもなるということで会社のステージが一段(格)高くなったと思う。
企業にも「品格」が必要です。
【どこにもないキャラクターで一世を風靡した…】
「幻の豚まん」というFCが業界で一世風靡した時期があった。3年で全国300店舗展開という勢いであったが、経営上の問題で、その後、無くなった。堅実な経営をなぜしなかったのか、悔やまれますね。
豚まんと言えば中華系ですね。全国津々浦々、豚まんと言えば豚の絵(キャラクター)が相場 でした。また、この豚まんは、手作り職人のキャラクター性も打ち出したので、かわいい仙人のキャラクタにした。これらの一連のデザインツールが話題にもなり営業マンが全国に飛んだ。
そんな顛末も書いた本が「これで儲けろ!」でした。ただ、「幻〜」の社名を了承したのは、ネーミングとしては、失敗だと思っている。
キャッチフレーズに止めるべきでした。
【枕に石を入れたら200万個以上さらに、今も売れ続けているヒット商品…】
この案件は、メーカーさんとの共同開発でした。寝具業界では、「頭寒足熱」という言葉がある。
つまり、枕は冷たい方がよいということで、こともあろうに、石を入れようとうアイデアである。冷たいのはわかるが、頭が痛いだろうと、誰もが想像する。これは、技術屋が解決して、商品化できた。
ネーミングは「流水石枕」(りゅうすいせきまくらと読ませる)この名前との相乗効果もあり、ある販売会社のOEMでは、200万個以上の売り上げを達成したという話しは随分前に聞いたが、今も売れ続けている。中堅・中小企業さんの場合は、私らの立場でも、こうして商品開発企画に参加させていただける、お得意様にとってもいい結果になるということですね。
【トルマリン商品の先がけでトップブランドになった…】
マイナスイオンを発生するというトルマリン鉱石を使った商品開発プロジェクトに呼ばれました。この種の商品は、薬事法上効能効果をあからさまに訴えることはできない。
特に私が考えたのは、デザインよりも、効能効果を証明する科学的根拠をどうするかに力を入れた。中堅の寝具メーカーさんでそんな研究部門もない。いろんな測定機器を探したり、素人ながら実験をしたりした。その結果は、専門機関で検査・証明をしてもらった。そんな努力のかいもあって、ヒット商品になって、トルマリンでは、トップブランドになった。
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