ブログ【デザイン稼業徒然草】(46)「企画・デザイン」の「真善美」について。浜田有弘(株)ジックランド
このブログ【デザイン稼業徒然草】の頁は、大阪の企画デザイン&マークロゴ&キャラクター(株)ジックランドのデザイナー浜田有弘(濱田有弘)のブログです。
★ブログ|デザイン稼業徒然草(46)
◆「企画・デザイン」の「真善美」について
このブログは、HPのほうに「企画・デザインWeb上セミナー-7」として載せていたものですが、サイトリニューアルにあたり、ブログに移行いたしました。
◆「真善美」について
「企画・デザイン」のブログも最後の頁になりました。急ぎ足で来ましたので私の考えを十分にお伝えできてはいませんが、その点はまたの機会ということでお許しください。
このサイトでお伝えしていることは、私の仕事の一部をご紹介したり、中堅、中小企業の経営戦略のひとつに企画・デザインの有効性などについて私の考え方を語り、ご理解いただきお役に立ちたいということなのです。
私、浜田有弘は、企画・デザインの仕事は天命・使命だと思っています。まず、有弘という名前の「有」は、あることの有、有名の有ですね。「弘」はひろめるです。つまり、有る事を広(弘)めるということになります。
まさに、デザインの仕事です。
さて、本論にもどります。
【真善美】ということにふれたいと思います。
辞書によりますと、真善美とは、人間の理想である、真と善と美。それぞれ、学問・道徳・芸術の追求目標といえる、三つの大きな価値概念。(三省堂 大辞林より)
◆「真善美」とマーケティングデザイン
真善美をマーケティングデザインで考えてみますと、
「真」は本質ととらえています。宇宙の本質、真理、そして企業の本質、製品の本質などです。
本質から導きだすアイデア、コンセプトが企画やデザインの素となります。
「善」は誠意ではないでしょうか、広告の世界では時には誇大表現になりがちですが、顧客に対する誠意や親切心などが共感を得るのではないでしょうか。一時的に顧客を引きつけるテクニックやノウハウがあるようですが、長い目で信用を築くというブランド構築においては、善意のものづくり、伝達以外にありません。
「美」は美しく品位があることです。デザイン表現の本質です。美しく品位があることは人を引きつけます。
それを表すのはデザインという表現技術です。異常に豪華で華美な表現がありますが、その内容にマッチしていなければ、それは誠意や善意とはいえず、人を欺くことになります。
表現だけが美しく見えても、そこに真実や誠意がなければ見かけだけで中味が伴わないということになります。
3つのバランスが大切です。
そんな理屈よりは儲かればいいんだということもあるかと思いますが、根底にはこのような考え、行動が、結果として多くの人に支持されるブランドになると考えます。その結果、儲かることになると信じています。そこに企画やデザインの価値があります。ぜひ、ご活用ください。
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