◎浜田有弘の企画・アイデア-5 (株)ジックランド
「浜田有弘の企画・アイデア-6」頁は、大阪の企画デザイン&マークロゴ&キャラクター デザイナー浜田有弘(株)ジックランドのサイトです。
★デザイナーのライフワークの一つして文字を素材にしたデザインやアート。
かっては、日本タイポグラフィ協会や日本商業書道作家協会に所属していました関係でしょうか、文字のデザインをライフワークとしています。それも一つのアイデアとして、デザインやアートに活かしています。文字-ing Artとネーミングしています。
下記は、書道文字を樹木に見立てて、花を咲かせた絵というかデザインです。ポスターに応用した例です。
このサイトでご紹介しているデザインは、それぞれにアイデアがあると思っています。
そんな見方で楽しんでいただければうれしいです。
【どちらが売れるでしょうかね…】
下の絵は、松竹梅の家紋のそれぞれの形を組み合わせて、縁起文字にしました。左の赤い方が、最初の発想でしたが、正直、あまり売れなかった。
そこで、考えました。右です。レトロ感、クラッシックなイメージです。あなたなら、どちらをお選びになりますか? まあ、使い道の目的にもよりますが…。
【第10回きものデザインコンクール―京都市長賞を受賞。】
墨と筆を使った、抽象的な造形のアイデアで、第10回きものデザインコンクールで、プロの部・京都市長賞を受賞しました。
デザイン書道は、ある作家の直弟子になっていた時もありましたが、お金がかなりかかります。後にまた、ある会にも入荷しましたが、8級から同人になるまで、30段階以上もあり気が遠くなりそうでまた辞めました。
今は、自己流です。書は、筆が自分の手と一体にならなければ、本物ではありません。
ご紹介するのは、書道ではありません。が、墨と筆を使って描いています。何かに使えるかなと思っていたのですが、きもののデザイ
ンコンクールがあるということで、きものに応用しました。まあ、変わっているというこでしょうか、賞をいただきました。
アイデアの発想は、筆になっている毛が何百本あるかどうかは知りませんが、なかなか思うように運んでくれません。そんな筆に興味をもって筆をながめていました。そこで湧いてきたアイデアがこの作品になりました。
筆の毛の一本一本の動きがどうなっているのかに興味をもったのです。
その動きをどうすれば捉えられるか、これは考え(研究)なければいけません。
これもアイデアが浮かびました。特殊な写真撮影に成功しました。
プロカメラマンでもこれは撮せないと思います。えっ!というようなアイデアです。ジックランドの企業秘密としておいてください。
ちなみにこのきものは、一般的には、着れないですよね。このきもの屋さんは、映画の衣装用としてある有名女優に売り込むといっていました。結果はどうなったのでしょうかね。日常のデザインの仕事と関係ないんですが、好奇心というか「何でもやってみなはれ」の精神が、クリエイターには大事だと思っています。40代前後に一時期アイデアが出なくて苦労したことを思いだします。
今は、アイデアで困る事がほとんど無くなりました。アイデアの泉を枯れさせない事が、お得意様への恩返しになればいいいと考えています。
右の写真は、仕立て上がったきものです。京都の屋満もと染匠株式会社さんです。
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