ブログ【デザイン稼業徒然草】(42)「企画・デザイン」のブランド構築は経営戦略の「要」浜田有弘(株)ジックランド
このブログ【デザイン稼業徒然草】の頁は、大阪の企画デザイン&マークロゴ&キャラクター(株)ジックランドのデザイナー浜田有弘(濱田有弘)のブログです。
★ブログ|デザイン稼業徒然草(42)
◆「企画・デザイン」のブランド構築は経営戦略の「要」
このブログは、HPのほうに「企画・デザインWeb上セミナー-3」として載せていたものですが、サイトリニューアルにあたり、ブログに移行いたしました。
◆ブランド構築は経営戦略の「要」
ブランド構築は経営戦略の要です。
このように単純に簡単に考えましょう。シンプルに考えるとよく見えてきます。
だから、知名度の低い中小企業こそブランド構築に力を入れなくてどうするのですか! と大きな声でまず申し上げたい。
◆ブランドの概念に近いのは?
ブランドの概念に近いのは、ご承知のように日本では「老舗」と呼んできました。
製品が鉄器であれ羊羹であれ鞄であれ、あの会社のものがほしい、あの会社であれば安心できると、慕われる会社、製品、サービスがブランドと呼ばれる。
つまり、「企業とお客様双方がうるおう」という関係結果をつくりだしています。
ということは、社長さんがまず自分が欲しいモノを自信をもってつくり売っているか?ということです。
自分がまず一番の愛用者であり顧客であるということです。
かつては、薬でも化粧品でもハムやソーセージでも、社員が自社の商品は使わないという時期があったとよく聞きました。有害な添加物の大量使用を知っているから恐いのですね。
◆自分自身が満足するために
お客様のために、「顧客満足」なんてきれい事を言う前に、自分自身のためにも、良いモノを作り売る! 良いサービスをする! 良い仕事をする! 良いビジネスをする!
顧客はまず自分。普通の客ではなく顧客になる! 自分が満足するかどうか?
それが「ブランド構築」につながります。
そうなるように努力するのが経営者の仕事です。
◆「ウルウル(売る=得る)・マーケティング」を考えよう!
右の図を見ていただきたい。商品を売りますとお客様は商品を得(え)ます。そして、得(とく)をしたと感じていただければ貴社に好感をもちます。そして、また買ってくれます。貴社がここで得(とく)をします。つまり利益を得ます。双方うウルウル関係になります。
この図では、お客様が「得」が二つ、貴社が一つです。お客様の得を優先させているのです。それじゃ損じゃないかといわないでください。お金の多寡もさることながら、お金に換えられない「信用を得る」という長い結果、得をするのです。
これを「徳」を積むということになるのです。
そんな会社が製品がブランドにならないわけがない。
お客様はよく知っています。裏切りません。
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