ブログ【デザイン稼業徒然草】(11)なぜ、デザイナーが経営戦略の情報を発信するのか?/大阪の(株)ジックランドのデザイナー浜田有弘(濱田有弘)

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ブログ【デザイン稼業徒然草】(11)なぜ、デザイナーが経営戦略の情報を発信するのか?浜田有弘(株)ジックランド

このブログ【デザイン稼業徒然草】の頁は、大阪の企画デザイン&マークロゴ&キャラクター(株)ジックランドのデザイナー浜田有弘(濱田有弘)のブログです。

★ブログ|デザイン稼業徒然草(11)

◆なぜ、デザイナーが経営戦略の情報を発信するのか?

私どもクリエイターと言われる人々は、ビジネスとして仕事をしているということを無視して、自分の好き勝手にやっても当り前であり、当然という考え方が昔からあります。
何か、クリエイターの仕事は、芸術や美術であって、商業ベースに仕事をするということをバカにするというか、下に見る人々が多いのです。
でも、私は、例え、芸術家や美術家であっても、商業ベースを元に作品を創らないと、それは決して人の注目に値しないと思います。
商業ベースと言う事をはき違えている、即、金儲けだけと思っている。

そうではなくて、商業ベースというのは、人々の認知度とイコールなのです。
自分以外の人が認めてこそ、人に認知されてこそ、陽の目をみると言うもので、自分だけよければいいというのは、独りよがりの何物でもありません。
だから、デザイナーとかアートディレクターなんていう人は、芸術家以上に商業ベースで考えなければ、彼らの創る作品やサービス(製品)は得意先にとっては損失以外の何物でもありません。会社を潰す「悪」であると言ってもいい。
そういう意味で、ビジネスの経営まで考慮して仕事をするデザイナーは意外とすくないのです。
それは、そういう意識の低いクリエイターを使う経営者にも大いに問題があるのですね。

■デザイナーにはデザイナーの経営戦略&戦術が…。

クライアントを儲けさせるコトを職業にしている方々は、それぞれの戦略戦術があります。
コンサルタントにはコンサルタント流の戦略が、マーケッターにはマーケッター流の戦略が、広告宣伝マンには広告宣伝マン流の戦略があります。
今まで、実践現場で活躍しているデザイナーやクリエイターからの戦略戦術の情報発信は、殆どありませんでした。
例えあっても、それらは、一流企業や花形企業の実例であって、中小企業が簡単に応用できるモノではありませんでした。
また、利益追求よりも賞取りに走るクリエイターを称える傾向に偏っていました。

ここにデザイナーである私が発信する情報は、中小企業や弱小企業やベンチャー企業やSOHOの社長さん方にお伝えしたいノウハウです。
モノづくり、コトづくり、ヒトづくりに実際に長年(約40年)関わってきて、今も実践している現場のノウハウであり戦略です。
「切り口」、「見せ方」、「売り方」を変え一味違った戦略&戦術です。

■大手には大手企業の、中小には中小企業の経営戦略がある!

それは、デザイナーである私が、これらの方法を実践指導し、クライアントを正当に「儲けさせること」に真剣に取り組んでいるからなのです。
長年の実践の結果、大手企業には大手企業の、中堅企業には中堅企業の、中小企業には中小企業の、ベンチャー企業にはベンチャー企業の、SOHOにはSOHOの、お店にはお店の経営戦略&戦術があります。

それと同じく、A社にはA社の、B事務所にはB事務所の、C店にはC店の経営戦略&戦術があって当然です。
それは、自動車メーカーからたこ焼き商売まで実践経験した人間(私)だからこそ、構築できるノウハウなのです。

あなたの会社や商品にとって相応しい成形戦略&戦術を見つけだし、それを具現化して、全国展開して認知度を高める、これが中小企業、ベンチャー企業、SOHOにふさわしい経営戦略&戦術のノウハウなのです。

■どんな業界、業種に効果があるのか?

特に効果があるのは、中小企業や零細企業の歌詞や、或いは、SOHOや個人商店のような小さい会社です。
大々的に、広告宣伝する経費がない会社に、有効なノウハウです。
私はそのような会社を応援するために、何十年もかけて構築したのです。

■まず「切り口」を変えること!

その第一番目に重要なことは、「切り口」を見直すこと。
「切り口」とはアイデアを考えることでもあります。
アイデアは、「新しい組み合わせの発見」(レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉)といわれるように今までにあるものを新しく組み合わせるコトでもあります。
切り口はそのものの本質を探す作業でもあります。
本質を探せば概念(コンセプト)が生まれます。

●はじめにキーワードありき!
それにはキーワードを出していきます。
そのキーワードを出す作業が大切なのです。
キーワードは言葉です。
聖書でも「始めに言葉ありき」と言いますね。
言葉は人間だけのモノです。
「言葉そのものがアイデアである」(『アイデアのつくり方』著者ジェームス・W・ヤングの言葉)と言われるように、言葉はアイデアのシンボルなので、言葉を集めれば、アイデアを集めることができるとも言われるゆえんです。
その言葉を集めるには、やみくもに集めるのではなくキーワードを探すことが「切り口」を見付ける最短距離ともいえるのです。
だからクリエイティブな職業に従事している人々は辞書を大切にするのです。
もちろん、私も例外ではありません。
そのキーワードを見付けてコンセプトを構築するのに一番ふさわしい作業がネーミングづくりなのです。

●言葉にはパワーが潜む!
言葉にはパワーがあります。
だから、あなたが想いを込めて付けるネーミングにはもっともパワーが出ます。
私が、ネーミングにこだわる所以がここにあります。
過去に、私が実践した「幻の豚まん本舗」という社名。
戦略として、あえて名付けましたが、結果として、この会社は名前のとおり、実際に「幻」となってしまいました。
他にもラーメン店に付けた人もいますが、やっぱりなくなってしまいました。
ネーミングの持つパワーを痛感した次第です。
だから私は、第一の「切り口」を変えるという作業では、「コンセプト・ネーミング」をあげるのです。

●想いをネーミングに、これが企画作業の始まり
キーワード(鍵となる言葉=想いつく言葉)が、イメージを広げてくれる手段となります。
どんどん書き出して、メモりましょう。
この行動が既に発想を得る作業になっています。
これが企画という作業の始まりです。
ビジネスの始めに、企画ありき!
徹底的に頭を酷使しましょう!
体と反対で、頭は使えば使うほど、冴えてきます。
若返りの秘訣!
私はこれで飯を食わせて頂いています。

■経営者は「コンセプト・ネーミング」づくりのクリエイティブ人間に!

社長さんは、アイデアマン、アイデア人間でなければなりません。
社長さんは企画マンでなければなりません。
社長さんはクリエイティブ人間でなければなりません。
つねに、アンテナを張り巡らし、情報を収集し、それを取捨選択して、会社を守らなければなりません。
そして、ビジネス、商売に対する新しいコンセプトを頭の中に考えていなければ、この目ま苦しい変化に対抗できません。
いざというときにはいつでも頭の引き出しからすぐに取り出して活用できるようにしておくべきです。
ご自分の会社や商品やサービスの「コンセプト」をしっかり立てることは社長の仕事です
。始めに名前(ネーミング)ありき。
そのネーミングは、意味のある(コンセプトのある)ネーミングにしなければなりません。
故に「コンセプト・ネーミング」が大事なのです。

■「コンセプト・ネーミング」を成功させるには「企画書」がモノをいう!

コンセプトを重視したネーミングを提案するのには必ず、「企画書」を書きます。
しかし私の最近の傾向としては、形式に囚われず、枚数も極力少なくしています。
だから、書かれている内容は、必然的に、凝縮された、オリジナリティあるものでなければ、クライアントも納得しません。
また、最初からネーミングが決まっていれば、そのネーミングからコンセプトを抽出して、それを具現化(形)していきます。
皆さんが考えられた時点では思いもつかなかったコンセプト、ネーミングが出来上がってきますので。最後の段階では、やっぱりプロとアマの差が歴然とついてきます。
企画書を書くプロは沢山いますが、一発でOKされなければプロとは呼べないと思います。
譲って、2回までは良しとしましょうか…。

■発想力を征する者が○○を征する!

以前に、コピーライターの間で隠れたベストセラー本だった『アイデアの出し方』(著者ジェームス・W・ヤング)がテレビで紹介された途端、またまた売れ出しました。
何十年も前の本なのに、それが今の世でもてはやされるとは、驚きです。
人間にとってのものの考え方や発想法は、ある意味では不変なのでしょう。
一般のビジネスマンにとっても、アイデアやひらめき等の発想力が、成功するかしないかの要因になります。
しかし、これ程発想力が必要とされながら、それを教えるところは非常に少なく、稀にあったとしてもアートに偏りすぎていて、ビジネスマンにとっての実践では活用されにくいものでした。
しかし、どの世界でも、本来は、人間にしか与えられていないこの素晴らしい発想力が必要不可欠なのは言うまでもありません。
この「発想力を征する者が○○を征する」(○○の中に自分の好きな言葉を入れてください)。

●アイデア人間になるコツ!
・アイデア人間になるには、「なぜ」を口ぐせにする!
・アイデア人間になるには、人とつるまない!
・アイデア人間になるには、自分を知る!
・アイデア人間になるには、「アイデアに強い」と念じる!

■「切り口」を変えるには「感動」がものをいう!

「切り口」を変えて、注目させるには、まず「感動」を呼ぶ必要があります。
しかし、「感動」を呼ぶのは至難のワザです。
そこでやはり、強烈なアイデアが必要になります。
なぜなら、強烈であればあるほど、注目を引き、話題となります。
話題になれば、感動を呼ぶ仕掛けもしやすくなります。
マスコミでパブリシティとして取り上げてくれる可能性も出てきます。
だから、まずは強烈なアイデアを出さねばなりません。

では、なぜ感動する商品・サービスが必要なのでしょうか?
それは、この混沌とした世の中で、夢中になれるものがあれば、感性を麻痺させて不安や恐怖から一瞬でも逃避することができます。
つらい現実から逃げるには、考えないようにする必要があります。
しかし、考えないようにすればするほど、考えてしまうのが悩みや哀しみです。
それには忘れさせてくれるモノ・ヒト・コト探しに夢中になって、感動できるものが見つかればいいのです。
だから、感動の戦略が、現代の混沌とした時代には一番ふさわしいモノづくりの戦略といえるのでしょう。
だから、感動させるには、強烈な「切り口」を見つけることが第一に必要です。
その一つが「コンセプト・ネーミング」なのです。

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キーワード, デザイン, デザイナー, 浜田有弘, ジックランド, 濱田有弘, クリエイター, コンセプト, ネーミング, アイデア, 切り口
2013年7月1日(月)  ブログ【デザイン稼業徒然草】(11)なぜ、デザイナーが経営戦略の情報を発信するのか?浜田有弘(株)ジックランド はコメントを受け付けていません  デザイン稼業徒然草
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