◎浜田有弘の企画・アイデア-2 (株)ジックランド
「浜田有弘の企画・アイデア-2」頁は、大阪の企画デザイン&マークロゴ&キャラクター デザイナー浜田有弘(株)ジックランドのサイトです。
★アイデアと商品化の現実問題
この文字の椅子は、マスコミ受けして当時は、多くのお問い合わせをいただきましたが、現実問題があります。まず、量産すれば価格は安くなるのですが、木工会社に相談すると1アイテム30脚とかの発注といわれますと、そこまでの投資はできません。単品注文になりますと、かなりの価格になりますし、木工会社がいやがってやってくれません。それなら、むしろ高級素材を使い高級感をだして、高くてもどうですかという。スタンスの方がいいかもしれませんね。中国やベトナムでという話しもありましたが…アイデアは面白いが商品化が難しいですね。
用途としては、飲食店等でお店の前に入店待ちのお客様用に椅子を並べていますね。そのような使い方をイメージしていました。合格椅子は小中学生の受験塾ですね。ある有名塾に提案しましたが、無駄なように言われました。疲れた頭をちょっとゆるめる遊び心は必要ないのですかね? な〜んてちょっと恨み節を…
【金の卵を生む企画の成功事例とは言えないが…】
まだ、あきらめてはいません。企画としてはかなり面白いので捨て難く、掲載しました。
発想(アイデア)の素は何か? 製品の物語りがあったなど、企画の原点的なことを含んでいますのでご参考になれば幸いです。
【この椅子やベンチの使用目的は…】
下の写真はレストランです。人気のお店で、入店待ちのお客様用に椅子が置かれています。
当然、商業施設の屋内のテナント店さんにも、人が集まる場所に…と思い考えつきました。観光地の駅等、いろいろアイデアは広がりましたが…
【発想はどこから?】
想像もしていなかったのですが、下記のようなネコちゃんのキャラクターを考えました。
ネコは、食事の時間以外はほとんど眠っているように見えます。それとも、何か考えているのだろうかと、思ったり…というところから、瞑想とうか座禅というかそんなネコを描きました。
それにふさわしい漢字の座椅子のようなものに座っているネコにしました。
この文字を眺めていたら、これに足を付けて椅子にしたら面白いなあ〜と思いました。
「文字の椅子」です。この発想を企画にする、一種の商品企画ですね。
コンセプトや目的等考えていると、椅子のお話(物語り)が浮かびました。
わずか5頁の物語りです。下記に2頁掲載しました。
【物語りをつくろう】
会社も物語り、商品も物語り、社長も社員も人生の物語り、目標、ゴールに向かって行くそこに物語りが生まれる。よりよいストーリーのシナリオを描こう。それが企画だ!
楽しい、面白いアイデアを考えよう。
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