ブログ【デザイン稼業徒然草】(7)何だってキャラクターになる!浜田有弘(株)ジックランド

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◆何だってキャラクターになる!

キャラクターといえば、今や地方自治体でも、ご当地の「ゆるキャラ」で盛り上がっていますが、昔ならお堅い役所に着ぐるみのキャラクターなんてというお歴々も多かったはずですが、今ではすっかり定番化しています。
一般庶民のほうがかえって目が肥えてしまい、評判の良くない「ゆるキャラ」もあり、マーケティング・キャラクターとまでは言えないシロモノもあったりします。
それはまたそれで、話題となっていて、結局、造らないよりも造ったほうが注目度はアップしますので、目的の一つは達成されたといえるでしょう。
キャラクターなんて無理と思っている方々に、これからお話することはきっと参考になるはずです。

●本物のミゼットとミゼットの擬人化

昔は、キャラクターと言えば、かわいい動物が定番でした。今では、あらゆるものがキャラクターとして登場しています。
私がかねてより興味を持っているキャラクター素材に、ダイハツ工業さんの「初代ミゼット」がありました。それは、車のデザインそのモノがすでにキャラクターとしての表情を持っているからです。

ミゼット mizeto-1
上右はペーパードライバーならぬ、ペーパーイラストで、いまだ街に飛び出していません。日の目を見ることなく、私の遊びの世界で終わっていますが、発想のヒントとして、ご紹介します。

上左のミゼットの写真を見ていると、フロントそのものが顔に見えてきます。そこで、イメージを膨らませて、サイドのウインドウを目に見立ててミゼットを擬人化するアイデアです。
しかし、まだ、イラストからキャラクターの段階で、マーケティング・キャラクターとしてはまだ不十分です。皆さん、ここで終わってしまうのです。

・キャラクターの発想のコツは、「何に見えるか?」です。
・アイデアを出す、企画を立てる原点です。

●おもしろミゼットがマーケティング・キャラクターに変身!

次に、下のキャラクターたちは、上右のイラストから進化させました。好き嫌いは別にして、個性あるマーケティング・キャラクターになり得ます。
これらのキャラクターたちは、「ミゼットが何に見えるか?」からもう一歩、コンセプトを追求して、「大阪のおもろいノリ」で企画したものです。ここまですれば、一度、目にしたら忘れられません。これが個性(キャラクター)であり、大事な要素となります。そして、ここからがプロの仕事になります。

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「大阪のおもしろミゼット」マーケティング・キャラクター
いかがでしたか? プロであれば、これくらいのアイデアは必要でしょう。
今は、一億総クリエイターと言われる時代、あなたも自分のことや会社のことですので、きっと、素晴らしいアイデアはできるでしょう。
出来ないと言う固定観念に縛られているだけなんですね。

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